雑食は嫌われない

あと食事ができる回数は、、、やばい。。生き急ぎません、食べ急ぎます。

不安との闘い方

 

夜、いつものようにベッドに入って電気を消した。

 

「あ。」

 

瞬間暗くて言いようのない闇が自分を包んだ感覚があった。

 

「あー、これが不安か。」

 

先の見えない未来を見て見ぬふりをしながら、

毎日を消費していた自分にも時間が制約を突きつけてきた。

ついにこの瞬間が来た。

 

「もうすぐ卒業かな、、」

 

大学4年生の11月。

 

もうすぐ今年が終わる。自由な時間。

 

楽しくて、馬鹿みたいな生活をした時間が終わる。

本当に楽しくて、自由だった。

 

小学生の時から憧れた時間だった。

 

いつか、勉強地獄から解放されて思う通りに遊んでやろう。

毎日好きな場所に好きな人と行ってやろう。

明るい家の中に閉じこもった生活からは逃げ出そう。

 

小さい少年は、中学生に、高校生に、そして大学生に憧れた。

 

「次こそは、次こそは、次はきっと思い描いた楽しみがあるはず。」

 

好きな時にラーメンを食べにいった。たくさん旅行した。飲み会もした。

恋愛もしたし。授業もさぼった。海外も周遊した。真面目な活動もした。

勉強も好きだった。楽しかった。人生の夏休みとはよくいったものだ。

 

社会人はどうなんだろうか。

社会人になるのか?なりたいの?

同じような、いやもっと自由で素晴らしくて興奮する生活を送ることが出来るの?

 

不安が襲う。こんなの経験したことない。

 

「嫌だな。」

 

この気持ちが今全てなんだよな。

 

適当に思いのままに行動しても何もなさない、何も出来ない無力な自分だと

分かっているのに。

目標もないって知っているのに。

 

何かになりたい。どうにかしたい、自由な人生を送りたい。

 

渇望している。

渇望。

 

あー。決めるぞ。向き合うぞ。