雑食は嫌われない

あと食事ができる回数は、、、やばい。。生き急ぎません、食べ急ぎます。

何よりも大事なこと(2019/01/14 21:55)

大学生になり彼女ができた。

憧れの人だった。自分にないものを持っていたけど、

それはとにかく俺が欲しいものだった。

まっすぐ自分に素直に、物事をなす力。猪突猛進できる力。

行動力と明るいキャラで皆に愛される力。華を持つ力。

 

何も無かった。俺にできることはその子が抱える、

素直だからこそ抱える大きな悩みを忘れさせてあげることくらいだった。

 

いっぱい旅行に行った。恋に恋してたわけじゃない。

憧れの力を持ったその子がとても魅力的で尊敬できて、

実はそんなに好きでも無かったのかもしれない。

わからない。でも一緒にいたかった。

素直な彼女が隣りでいてくれることがとてつもなく幸せだったんだ。

 

付き合えて嬉しくて、なんでもできる気がして楽しくて。

クリスマスに料理作って、

誕生日にお互いが考えたプランに乗っ取って接待デートして

遠いところにもたくさん行って、海外にも行った。 

付き合って一年くらいで免許とってドライブにもたくさん行った。

 

楽しかった。

 

俺:「なんで付き合ったの?」

彼女:「良い人だから」

 

そう、俺は良い人だと思う。彼女に対して、

なんでも自責にするし、かといって重くしない、自分の道を歩いてる、

弱くても。優しくしてあげる。わがままも聞く。

 

悩みには。たくさんのって、、あげれなかった。

 付き合う前の方がのってあげれてた。

 

2年がたった。別れた。

 

わかってた。何がって。核心を話してないんだ。

 

一番大事な気持ちを話してないんだ。俺は俺の物語を歩きたくて、その道は

明らかに彼女と違うって話。

 

彼女にはもっと明確になしたいことがあって、

その道は何も見えなくて苦しいって話。

 

尊敬されないおれと、1人悩む彼女

2人いた時は、楽しさで紛らわせた。

イベントに、大学生という身分に、甘えたんだけど、遠かった。

 

彼女の何かを手伝うことを頑なに体が拒否した。

頑張る活動に対抗するように俺の道を行った。

 

春だった。久しぶりに会ってランチを食べようって、でもお腹空いてなくて

公園で座って話してた。

 

たわいない話を遮った。

 彼女「、、、話したいことがある。。」

俺「なに?」

 彼女「もう◯◯のこと好きと思ってない、、」

俺「。。」

 知ってる。最初からそうでしょ?

わかってた。こんな日が来るのを。

 喧嘩は一度もしたこと無かった。その日は、次の日の朝まで一緒にいて。

さよならした。もう会えなくなるのかってくらいのハグでわかれた。

 最初で最後の核心をついた話だった。

 

 

本当に好きだった。